江戸時代の循環型社会について1

今週も先週の続きで、江戸時代についてお話ししましょう。
よろしくお願いします。
江戸は世界最大の都市だったんです。
そうなんですね。
全く想像もつかないです。
そうですよね。
実は、ロンドンが86万人、パリが62万人のときに…。
ほう。
江戸は100万人以上いたのです!
すごいですね。
それなのに、国内の資源だけでまかなえていたんです。
鎖国してますもんね。
はい、しかも日本には石油などの化石燃料はありません。
確かに…。
では、どうしていたのでしょうか?
どうしてたんですか?
…。そこはまた来週!
ズコッ!

江戸は世界最大の都市

江戸には100万人いたと言われていますが、これは人口調査の対象に含まれていない武家や寺社の人口を推定して「100万人」とされています。最盛期の江戸の人口は110~130万人だったとも言われています。
ロンドンは人口およそ86万人、パリはおよそ62万人と推定されており、江戸は北京などとならんで世界の都市のなかでトップクラスの人口を持つ大都市でした。

鎖国

鎖国とは、江戸幕府が、キリスト教国(スペインとポルトガル)の人の来航、及び日本人の東南アジア方面への出入国を禁止し、貿易を管理・統制・制限した対外政策です。そこから生まれた日本の孤立状態、外交不在の状態及び、日本を中心とした経済圏を指します。

エネルギーを使わない江戸時代

ほとんどの動力源が人力だった江戸の人々は、現代人の何百分の一しかエネルギーを使っていなかったはずです。また、江戸時代の森林面積は、現代よりも広かったので、木の成長量よりもずっと少ない使用量でエネルギーをまかなえたと考えられます。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。