世界のごみ3

今週もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
先週はスウェーデンのお話でしたが、
今週はどこの国のお話になりますか?
はい、今週はドイツのお話です。
よろしくお願いしますー。
ドイツはゴミをリサイクルしましょうではないんです。
ん?
ゴミをリサイクルせずにゴミ問題を解決しようと。
そうなんです。
根本的にゴミを減らしましょうということです。
あー、確かに。
ゴミを減らすことが一番大事ですね。
そう、大事で、大変なんです。
言うは易し!ですよ。
そこで、「循環経済法」という法律を作りました。
ふむふむ。
これは、商品の製造者と販売者に、
製品に対する責任を持たせたものです。
リサイクルまで考えて製品を作りなさいということです。
製品自体がリサイクルのことを考えたものだといいですね。
そうなんです!
さらにドイツはデポジット制度の導入も行っています。
デポジットって得した気分になるので
好きなんですよねー。
そういう風に楽しみながら
ゴミ問題を解決していきましょう。
そういうの大切です!

循環経済・廃棄物法

循環経済・廃棄物法はドイツで1994年に制定し、1996年10月に施行されました。
廃棄物政策の重点を従来の処理から物質循環の促進へと移行することにより、環境と調和した廃棄物処理を確保することはもちろん、資源・エネルギーの効果的節約、廃棄部分の少ない製品の開発、長期的には消費と製造のシステム全体を循環経済へと作りかえて行くことを目指しています。

デポジット制度

飲料容器などを指定場所に戻した場合に預かり金を返却するデポジット制度は、経済的負担措置にも経済的助成措置にもなります。デポジット制度は、飲料容器を返却しない人への未返却課徴金としても、自主的に回収する人への回収補助金としても解釈できます。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。