レッドリストについて(その1)

今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします!
松下さん、レッドリストってご存知ですか?
レッドリスト?
ブラックリストしか知らないですね。
絶滅のおそれがある種のリストのことです。
ふむふむ。
危険信号の赤ですかね!
てことはブラックリストも赤でも良さそうですが、
あ、赤以上ってことか。
そうかもしれませんね。
で、どのくらいの種が記載されているんですか?
日本だけでも3700種ですよ。
えー!そんなに?
実は、ルーズソックスとかも入ってるんじゃないですか?
…。
世界では30000種以上ですよ。
なんと!
森林伐採や農薬、乱獲などいろいろな要因があります。
人間の生活のために絶滅危惧になっている種もあるんですね。
(急に真面目になりましたね)
絶滅危惧種を増やさないための取り組みを来週ご紹介します。
よろしくお願いします!

レッドリスト・レッドデータブック

絶滅のおそれのある野生生物の一覧表のことです。レッドリストは種名や絶滅の危険などを記載するだけに対し、レッドデータブックはその生物の生活史や分布など、より詳細なデータを掲載しています。

絶滅のおそれのある種のカテゴリー(ランク)

● 絶滅 : すでに絶滅したと考えられる種。

● 野生絶滅 : 飼育・栽培下、あるいは自然分布の明らかに外部では野生化した状態のみ存在している種。

● 絶滅のおそれのある種(絶滅危惧種)
絶滅危惧ⅠA類 : ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い。
絶滅危惧ⅠB類 : ⅠAほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い。
絶滅危惧Ⅱ類 : 絶滅の危険性が増大している。

● 準絶滅危惧 : 現時点では絶滅の危険は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種。

野生生物種減少の原因

現在起きている野生生物種減少の直接的な原因としては、以下のようなものが指摘されています。
1. 開発や森林伐採など生息環境の変化
2. 魚の乱獲など生物資源の過剰な利用
3. 外来種の侵入
4. 水質汚濁など過度の栄養塩負荷

この問題の掲載は東京商工会議所の許可を得て掲載しています。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。