根本的な解決策は…
		
		様々な原因でゴミを減らすことが難しいとお話ししてきました。
ゴミの悪影響のおさらいをしますね。
	ゴミの悪影響のおさらいをしますね。
燃やすとダイオキシン、埋めると土壌汚染
		「燃やすとダイオキシン」、「埋めると土壌汚染」といった認識のもとヨーロッパなどの環境先進国では、厳しい規制があるのです。
このため、環境先進国を中心に「ごみゼロ社会」といった社会作りが、実践されるようになってきました。
	このため、環境先進国を中心に「ごみゼロ社会」といった社会作りが、実践されるようになってきました。
		
		燃やすとダイオキシン、埋めると土壌汚染!
		
	
		
		ゴミが増えるといいことはありません。
		
	焼却炉の建設費用について
		ゴミ処理施設にかかるお金
■日本のゴミ焼却場 1,374施設存在(平成16年)
■建設費用・・東京都渋谷清掃工場 約130億円(1日200トン焼却)
東京都墨田清掃工場は約330億円(1日600トン焼却)
	■日本のゴミ焼却場 1,374施設存在(平成16年)
■建設費用・・東京都渋谷清掃工場 約130億円(1日200トン焼却)
東京都墨田清掃工場は約330億円(1日600トン焼却)
		
		さらに、焼却炉の建設には莫大な費用がかかります。
		
	焼却炉は運用にもコストが
		焼却施設の老朽化によって、新しく焼却施設を建設するためにコストが生じているということも挙げられるということなのです。
		
	
		
		焼却炉は、運用にも非常に多くのコストがかかっています。
		
	
		
		大きな施設を維持するにはお金がかかりますね。
		
	ゴミ処理には莫大なお金がかかる
		平成17年度においては、一般廃棄物のごみ処理事業経費は1兆9,107億円であり、1年間に国民1人あたりで約1万5千円の費用がかけられていることが分かります
		
	
		
		このようにゴミ処理にかかる費用は、1兆9000億円とも言われています。
		
	
		
		1兆9000億円!?
		
	
		
		そうです。国民一人当たり年間1万5千円かかっている計算です。
		
	
		
		ゴミ処理にはお金がかかる。
わかっていましたけど…。実際の金額を聞くと…。
	わかっていましたけど…。実際の金額を聞くと…。
		
		それもこれもゴミを減らせば問題解決です。
		
	ゴミ分別の教育
		ハノーファー市では小学校1年生の時から、ごみの分別やリサイクルついて学び、家庭でも分別するように指導されます。
また、幼稚園から高校生を対象として、市営の環境教育施設・学校生物センターがあり、学校での学びを支援しています。
	また、幼稚園から高校生を対象として、市営の環境教育施設・学校生物センターがあり、学校での学びを支援しています。
		
		ドイツでは、小学1年生の時からゴミの分別やリサイクルについて学ぶ機会があります。
		
	
		
		いいですね!
		
	デポジットでゴミ減少
		デポジット制度とは,ペットボトルを購入する時に少額の預り金を支払い,空のボトルを返却すると預かり金が戻ってくる仕組みです.
たとえば,デポジット制度を2003年から実施しているドイツでは,90パーセント以上(最高98.5%)のペットボトルが返却されています
	たとえば,デポジット制度を2003年から実施しているドイツでは,90パーセント以上(最高98.5%)のペットボトルが返却されています
		
		ボトルを返却するとお金が戻ってくる、デポジット制度もありますね。
		
	
		
		実益があるとみんな返却しますね。
		
	
		
		はい。90%以上返却されているようです。
		
	EU全体でプラスチックごみ削減へ
		欧州委員会は1月16日、プラスチックごみに対処するための新たな政策大綱を発表した。2030年までに全てのプラスチックごみをリサイクルする状態を目指す。現状では、プラスチックごみは年間2,500万t発生し、30%しかリサイクルされていない。プラスチックごみの60%を占めるプラスチック・パッケージの使い捨てを減らすことや、マイクロビーズの使用禁止も模索する。
		
	
		
		ゴミ問題に意識が高い欧州では、2030年までにすべてのプラスチックゴミをリサイクルするように目指しています。
		
	
		
		EU全体ですると効果的ですね。
		
	
		
		幼少時代からリサイクルへの意識付けができているので期待できます!
		
	3R活動
		3Rは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの英語の頭文字を表し、その意味は次のとおりです。
Reduce(リデュース)は、使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、ものを製造・加工・販売すること
Reuse(リユース)は、使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること
Recycle(リサイクル)は、再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること
	Reduce(リデュース)は、使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、ものを製造・加工・販売すること
Reuse(リユース)は、使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること
Recycle(リサイクル)は、再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること
		
		私たちの身近な活動は、3R活動が有名ですね。
Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)を推進する活動ですね。
	Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)を推進する活動ですね。
		
		はい、知っていますし、実践しています!
		
	
		
		一人一人が意識を変えてゴミを減らすように努めることが大切ですね。
		
	- 出典
 - 
			
- http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/waste_problem.html
 - http://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/web/koso3/koso3_column_gomi.html
 - http://r-uchigo.com/%E6%9C%80%E8%BF%91%E3%81%AE%E6%8A%95%E7%A8%BF/%E3%82%B4%E3%83%9F%E3%81%AE%E5%87%A6%E7%90%86%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8B%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
 - http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/kenkyu/20080121.htm
 - http://www.cjc.or.jp/study/world_recycle.html
 - https://marineplastic.net/responses/deposit_return_scheme
 - https://sustainablejapan.jp/2018/01/25/eu-plastic-waste/30287
 - http://3r-forum.jp/3r/index.html