2017年6月9日 第36回放送 「マスク、メガネでPM2.5から自己防衛を」を分かり易く解説!

検索キーワードは「マスク、メガネでPM2.5から自己防衛を」

今回取り上げるニュースはこれ

2016年の北京PM2.5濃度、基準値の2倍以上―中国メディア – エキサイトニュース

2017年6月2日、中国新聞網によると、中国北京市環境保護局は同日発表した2016年の同市環境公報で、大気汚染の原因となる同市のPM2.5(微小粒子状物質)の年間平均濃度は、1立方メートル当たり73マイクログラムで、国が定める基準値の2.09倍だったと発表した。重度汚染注意報が発令されたのはのべ36日間で、うち6日は最も深刻な「紅色警報」だった。

先日、中国で大気汚染の原因になる「PM2.5」の濃度が基準値の2倍以上というニュースがありました。

中国での大気汚染が日本にも影響を及ぼすことは容易に想像がつきます。

この大気汚染の原因になる「PM2.5」についてご説明します。


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PM2.5の発生源は?

島根県:PM2.5の成分分析(トップ / 環境・県土づくり / 環境・リサイクル / 環境 / 調査・研究 / 大気環境)

PM2.5の発生源は人の活動によって生じる人為起源のものと自然の活動によって生じる自然起源のものがあります。さらにPM2.5は発生源からの排出時に粒子状になっている1次生成粒子とガス状物質として排出されたものが大気中での化学反応により粒子になる2次生成粒子とに分けられます。人為起源の1次生成粒子には煙突からのばいじんや自動車排ガスなどがあり、自然起源の1次生成粒子には黄砂や海塩などがあります。一方、2次生成粒子は大気中の二酸化硫黄(SO2)、窒素酸化物(NOx)、アンモニア(NH3)、揮発性有機化合物(VOC)などのガス状物質が化学反応を起こすことによって生成します。

「PM2.5」は、工場や自動車などから排出されるものと、大気中の二酸化硫黄や窒素酸化物などのガス状物質が化学反応を起こして生成されるものがあります。


PM2.5を気をつける時期は?

PM2.5の2017の飛散時期のピークはいつ?原因と対策や症状も! | みや太郎.com

日本でのPM2.5の飛散は中国の環境汚染によって発生したものが偏西風に乗って飛んできたものがほとんどです。

そのため飛散時期のピークは偏西風の吹く2~4月といわれています。

またPM2.5の影響を受けやすい地域は、中国大陸に近い西日本です。

関西をはじめ、四国、九州なども基準を超えるPM2.5が発生することがありますので、ピーク時はいつも以上にマスクや空気清浄機で対策し、極力外出しないことをおすすめします。

「PM2.5」の大半は中国大陸から運ばれてきます。そのため偏西風が吹く春が「PM2.5」のピークになります。


PM2.5の人体への影響は?

「PM2.5」による大気汚染 健康に及ぼす影響と日常生活における注意点 | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン

PM2.5は粒子の大きさが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられます。特に呼吸器系や循環器系の病気をもつ人、お年寄りや子どもなどは影響を受けやすいと考えられるので、注意が必要です。

「PM2.5」は粒子の大きさが非常に小さく、吸い込むと肺の奥まで入り込んでしまう可能性が高いです。

吸い込んでしまうと、呼吸器や循環器などの疾患のリスクが上がります。

呼吸器系の持病がある人や、高齢者、子どもは特に「PM2.5」に注意が必要です。


PM2.5の防ぎ方は?

PM2.5にマスクの効果はどのくらいあるの?選び方は? | これが知りたい!気になる情報局

PM2.5は非常に微小の粒子状物質の為に、
普通のマスクでは防げません。

非常に小さい「PM2.5」は普通のマスクでは防ぐことができません。

小さいといってもどれぐらいの大きさのでしょうか。


PM2.5のサイズは?

微小粒子状物質(PM2.5)|真庭市役所

大気中に漂う直径2.5μm(1μ=0.001mm)以下の小さな粒子のことです。PM2.5は直径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30)、肺の奥深くまで入りやすく呼吸器系、循環器系への影響が懸念されています。

なんと「PM2.5」の太さは、髪の毛の30分の1の太さしかありません。

これでは、普通のマスクでは「PM2.5」がすり抜けて入って、吸い込んでしまいます。


PM2.5への対処方法(マスク)

PM2.5対策のマスク!N95とは?DS2規格との違いは? | Marthaのトレンド.Com

「N95マスク」とは、「レスピレーター」、「微粒子用マスク」、「呼吸器防護具」
などと呼ばれ、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)というところの
N95規格をクリアし、認可された高機能マスクをいいます。  

このマスクの目の大きさは0.3μm(マイクロメートル)と大変細かいですので、
直径2.5μm(マイクロメートル)以下のPM2.5対策に効果的です。  

また、各種のウイルスを95%以上防いでくれます

「N95マスク」と言われる世界的基準をクリアしたマスクは「PM2.5」の大きさより目が細かいので「PM2.5」を防ぐことができます。

「PM2.5」に注意するときは「N95マスク」ということを覚えておきましょう。


PM2.5への対処方法(メガネ)

JINS 花粉cut パーフェクトタイプ~花粉を最大98.7%、PM2.5もカットする花粉対策メガネ、くもり止めレンズ付き – メガネトピックス | GLAFAS(グラファス)- メガネ・サングラス総合情報サイト~メガネのことなら!グラファス

花粉cut パーフェクトタイプは、眼に入る花粉を最大98.7%カット。JINS(ジンズ)としては過去最高となる花粉カット率を実現している。

また、花粉よりも細かい微粒子である PM2.5(微小粒子状物質)も最大97.9%カット。花粉だけでなく、PM2.5からも眼を守りたいひとの注目を集めそうだ。

目は、花粉などをカットするメガネが「PM2.5」にも効果ありです。

メガネメーカーから「PM2.5」を防ぐメガネが発売されていますので、調べてみてください。


PM2.5への対処方法(目薬)

9割の病気は自分で治せる e-comment ”おいしい患者にならないために” – PM2.5 「自分でできる対処法」

目や皮膚に付着した可能性があれば洗い流しましょう。特に目を洗う時には注意が必要です。最近、目の洗浄液などが発売されており、頻繁に目を洗う人がいますが、そうした洗浄液で洗いすぎると目の表面を覆っているムチンと言う粘液まで洗い流してしまい、目を乾燥させ涙による保護効果をなくしてしまいます。その結果、PM2.5を角膜に近づけてしまう事になってしまいます。目を洗う時は、洗浄液よりは水道水のほうがよいのですが、水には塩素が入っているのでやはり洗いすぎは禁物です。いずれにしても、まずは顔を洗ってから目を洗うように・・。また涙の成分に近い目薬などを点眼する事で洗い流すことも効果はあります。

もし、「PM2.5」が目に入ってしまった場合は、目薬で洗い流すことが大切です。


今回の放送のまとめ

「PM2.5」の注意報などが発令されている時は、マスクやメガネで「PM2.5」に注意しましょう。


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